Sunday, November 26, 2006

 

Palacio de Bellas Artes


Sat, 11/25/2006

 23日は、まだ行っていなかったPalacio de Bellas Artes(ベジャス・アルテス宮殿)に行くことにした。ここは劇場なのだが、内部の壁画を見学することができる。José Clemente Orozco、 David Alfaro Siqueiros、 Diego Rivera、 Jorge Gonzalez Camarena、 Rufino Tamayoらの壁画が展示されていた。体制批判のものが多く、Riveraの壁画の中には日本の軍政を批判する描写も見られた。宮殿内には博物館があるのだが、ここは現在改装中で入ることができず残念であった。
 写真は、Riveraの話題作、"El hombre contralor del unverso"。邦題は分からないが、「世界を操る人」という意味である。オリジナルは、1933年にニューヨークのロックフェラーセンターのために描かれたが、資本主義と社会主義の対立構造とそのRiveraの評価(前者ー誤り、後者ー徳)が問題になり、完成前に破壊された。写真は壁画の一部だが、右端にレーニンが見える。ここに展示されているのは、1934年にBellas Artes宮殿のために描き改められた物。
 Palacio de Bellas Artesを一通り見た後、Mercado de la Ciudadela(シウダデラ市場)へ向かった。ここでは、様々な民芸品が売られており、日本に送るクリスマスプレゼントを買おうと思っていたのだが、なかなか良いものは見つからなかった。ほぼ収穫なし。
 帰宅後、夕飯は焼きうどんにした。

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