Wednesday, December 13, 2006

 

Día de Nuestra Señora de Guadalupe


Tue, 12/12/2006

 12月12日は、メキシコの聖母Guadalupeの祝日である。この日のために、国中から巡礼者がメキシコシティのBasílica de Guadalupeに集まるのである。11日の夜からBasílicaで夜を明かすと聞いていたので、12日の朝8時半頃家を出た。(前日の夜中は花火がとてもうるさかった。)
 最寄りのメトロLa Villa Basílicaは閉鎖されていたので、一駅隣のMartin Carreraから歩くのだが、Basílicaに続く通りは巡礼者のための歩行者天国になっている。やはりかなりの人出で、帰る人と行く人でごった返しており、Basílicaに着いたのは10時過ぎだった。
 予想と違って、巡礼には老若男女問わず様々な人が集まっていた。若者同士のグループも多く見かけた。夜を過ごすための毛布を担いでいる人もいるし、大小様々のGuadalupeの肖像を大事そうに抱えている人もいる。
 雰囲気としては、日本の初詣である。なんでもありなのがメキシコで、BeatlesのHey Judeの編曲をBGMにした説教が流れていたり、Basílicaの広場では先住民の伝統的な踊りやら呪いやらが行われていたりした。Guadalupeに後光が差す電気仕掛けの肖像や、パウロ2世の肖像を多く見かけた(ベネディクト16世のものは見あたらなかった)。後で知ったのだが、パウロ2世の教皇就任後初の訪問国がメキシコで、その後も合わせて計5回メキシコを訪れたようである。
 さらに、2年前来たときには気づかなかったが、広場の時計塔にはGuadalupeの伝承を物語る時計仕掛けがしてあり、そしてその側面にはAztecaの太陽のカレンダーの装飾がある。この辺り、やはり"México Mágico"である。
 帰宅後、昼ご飯に焼きうどんを食べる。夕方、同居人でalemanaのMの部屋でサソリが発生。ちょっとした騒ぎであった。夕飯は久しぶりに鶏のオレンジ煮を食べ、夜は同居人のalamanasに誘われてCentro Coyoacánに出かけた。
 (投稿:2006/12/13)

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